【亜州ビジネス編集部】不動産・ホテル事業などのストライダーズ（本社：東京都港区）は21日、東南アジアでデジタルヘルス事業を手掛けるスタートアップのナルリ（本社：シンガポール）に出資したと発表した。ナルリが実施した700万米ドルの資金調達に、タイ不動産大手プルックサー・ホールディングスなどと共に参加した。ストライダーズが健康テック業界に投資するのは初めてで、今後も同業界への積極的な投資を検討するとしている。

　ナルリは、糖尿病などの慢性疾患を持つ患者がスマートフォンのアプリから医療専門家に相談できるサービスを提供。人工知能（AI）など最新技術を活用して個々人に合わせた医療を提案する。従業員向けサービスとして導入する企業を主要顧客とし、マレーシアやシンガポール、タイ、インドネシアなどの75社以上に提供している。


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