【亜州ビジネス編集部】オフィス家具のオカムラ（本社：横浜市西区）は2日、シンガポールのオフィス設計・内装工事会社、DB&Bホールディングスを買収すると発表した。買収によって中国・東南アジア市場向けのデザイン・内装工事分野で優良な事業基盤を獲得するとともに、現地のオフィス家具需要を把握。現地向け製品の開発・生産・販売につなげ、海外事業を強化する。

　来月初めにも株式70％を、シウ・キムレン社長ら複数の個人から取得する。取得額は非公表としている。

　DB&Bは2003年設立で、資本金は351万シンガポールドル（約2億9000万円）。中国とフィリピンにも事業展開している。グローバル企業や現地大手企業を中心とした顧客基盤を持ち、これまで手掛けた案件で国際的な賞を受賞するなど高い能力を有しているという。


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