【亜州ビジネス編集部】複合企業UMWホールディングス（UMWH）は21日、傘下のUMWトヨタ・モーターと国産車メーカーのプロドゥアの販売台数が2022年1月は合計で前年同月比20.4％増の2万4972台だったと発表した。
　トヨタ車の販売は95.8％増の7528台だった。小型セダン「ヴィオス」やピックアップトラック「ハイラックス」、小型ハッチバック「ヤリス」の販売がとりわけ好調だった。1月14日にはハイブリッド車（HV）「カローラクロス・ハイブリッド」を発売しており、消費者からの関心も高いとしている。
　プロドゥア車の販売台数は3.2％増の1万7444台。プロドゥアは22年の販売目標を前年比30％増の24万7800台としており、まずまずのスタートを切った。
　UMWHのダト・アフマド・フアード・ケナリ社長兼最高経営責任者（CEO）は、政府による自動車の販売サービス税（SST）減免措置の半年延長と、新モデルの発売により、販売好調が続くと予想。マレーシア自動車協会（MAA）は、22年の国内新車販売台数が前年比18％増の60万台となるとみており、UMWHとしては消費者の需要に応えるため、新モデル投入やアフターサービス向上に注力するとしている。


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