【亜州ビジネス編集部】ソフトバンクグループ（SBG）は12日、孫正義会長の実弟、孫泰蔵氏らがシンガポールに新設したベンチャーキャピタル（VC）企業「The Edgeof（ジ・エッジオブ）」が、SBGの投資子会社ソフトバンク・ベンチャーズ・アジア（SBVA）を買収することで合意したと発表した。エッジオブはシンガポールをはじめとしたアジア全域で革新的なスタートアップ企業の発掘と支援強化を図る。
　SBGは、買収の取引は規制当局の承認を前提に2023年中に完了する予定と説明した。
　孫泰蔵氏は日本とシンガポールに拠点を持つVC、Mistletoe（ミスルトウ）の創業者。ミスルトウは過去8年で170社以上のスタートアップ企業を支援した実績を持ち、エッジオブの事業基盤になるとしている。


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