【亜州ビジネス編集部】三菱重工業は、電力大手セノコ・エナジーが運営するガスタービン・コンバインドサイクル（GTCC）発電所のアップグレード工事を完了したと発表した。ガスタービン2基に最新技術を適用し、熱効率を向上。年1万5000トンの二酸化炭素（CO2）排出削減につながるとしている。

　三菱商事と企業連合を組んで長期保守契約（LTSA）を締結しており、その一環として今回の工事を行った。新型コロナウイルス対策の渡航制限などの影響を受ける中、遠隔での技術指導や工程管理などを通じて計画通りに工事を終えた。


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