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  ニュース     2019/02/28 22:59

ベトナム:越米企業が計210億ドル契約、米大統領立ち会い 無料記事

 格安航空会社(LCC)のベトジェットエア(VJC)と不動産大手FLCグループ傘下のバンブー航空は2月27日、ボーイング社など米国企業と総額210億米ドルの売買契約を交わした。米朝首脳会議でベトナムを訪れたトランプ大統領とグエン・フー・チョン共産党書記長兼国家主席が調印式に立ち会った。ベトナムネットが同日付で伝えた。

 ベトジェットエアは、ボーイングからB737MAX型機100機を購入することで127億米ドルの契約を締結。同社はさらに、ゼネラル・エレクトリック(GE)傘下のGEアビエーションから航空機エンジンの供給と12年間の保守サービスを受けることで53億米ドルの契約を交わした。

 一方でバンブー航空は、ボーイング社からB787-9型機10機を約30億米ドルで取得することで契約。またベトナム航空は、予約システムを開発するセーバー社から技術提供を受けることで覚書を交わした。

 ベトナムと米国は2013年、チョン主席とオバマ全大統領が包括的パートナーシップを構築することで合意。チョン書記長とトランプ大統領は今回、パートナーシップをベースに両国関係をさらに発展させることを確認した。


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