ニュース 2020/08/02 20:59
ベトナム:ビングループの製造部門、上半期は3倍増収
自動車 二輪車 電子・電気 ベトナム
【亜州ビジネス編集部】コングロマリット(複合企業)大手のビングループは、製造部門の2020年上半期の売上高が6兆1600億ドン(約276億円)で、前年同期から3倍に増えたと発表した。VNエクスプレスが7月30日付で伝えた。
同社の製造部門には自動車、電動バイク、スマートフォンがあり、自動車部門のビンファストは19年後半に売り上げが立ち始めたばかり。20年1〜3月の販売台数は約5100台で、ブランド別で5位に入った。またスマホ製造子会社のビンスマートは、20年4月末までの17カ月で120万台を販売した。
ビングループ全体の20年上半期の売上高は37%減の38兆5800億ドンで、純利益は60%減の1兆3500億ドンに落ち込んだ。売上高は主力の不動産が31.4%減の23兆4600億ドン、ホテル・娯楽が38.0%減の2兆6000億ドンと不振。新型コロナ対策でソーシャルディスタンス(社会的距離)措置が全国にとられ、4月にリゾートや遊園地を閉鎖したことが響いた。また小売専門のビン・コマースなど2社をマサングループに売却したことも全体の減収につながった。
ビングループは今後、自動車とスマートフォンにとりわけ注力する意向で、20年末までに米国進出を目指すとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
同社の製造部門には自動車、電動バイク、スマートフォンがあり、自動車部門のビンファストは19年後半に売り上げが立ち始めたばかり。20年1〜3月の販売台数は約5100台で、ブランド別で5位に入った。またスマホ製造子会社のビンスマートは、20年4月末までの17カ月で120万台を販売した。
ビングループ全体の20年上半期の売上高は37%減の38兆5800億ドンで、純利益は60%減の1兆3500億ドンに落ち込んだ。売上高は主力の不動産が31.4%減の23兆4600億ドン、ホテル・娯楽が38.0%減の2兆6000億ドンと不振。新型コロナ対策でソーシャルディスタンス(社会的距離)措置が全国にとられ、4月にリゾートや遊園地を閉鎖したことが響いた。また小売専門のビン・コマースなど2社をマサングループに売却したことも全体の減収につながった。
ビングループは今後、自動車とスマートフォンにとりわけ注力する意向で、20年末までに米国進出を目指すとしている。
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